ハリネズミをお迎えしたのは良いものの、なかなか懐いてくれないな…、もっと寄って来てくれればいいのにな…など。そんな風に思ったことはありませんか?そんな風に望みたい気持ちももちろん分かりますが、残念ながらハリネズミはもともと、わんちゃんのようには人に懐かない性格をしています。ハリネズミは1匹狼の様に、個人行動が多い生き物です。その為、ハリネズミをお迎えする際にはその点をしっかりと理解することが大切です。ハリネズミの性格についてはこちらの記事でも纏めてあるので参考にしてください。
この記事では、懐かないとされるハリネズミと仲良くなるための方法などを纏めています。なかなか懐くには時間と根気が必要ですが、距離感を間違えなければしっかりと仲良くなることも出来ます。正しい方法でハリネズミとの距離を縮めましょう。
注意点
まず初めにハリネズミと仲良くなるために注意して欲しい点がいくつかあるので紹介します。
過度にかまいすぎる
これが1番大事な注意点になります。ハリネズミはもともと干渉されることを嫌います。その為、過度なスキンシップはハリネズミのストレスとなり、この人は自分にストレスを与える存在だ、と認識されることで懐かれなくなってしまいます。特に、お迎えしてすぐなどはかまうことはせずフードと水を交換するだけにするようにしましょう。お迎えして1週間から2週間ほど経ってから少しずつスキンシップを取ることが大切です。
大きな音を出す
ハリネズミは視覚が弱いため聴覚が人よりも敏感です。その為、大きい音などがする部屋での生活はハリネズミにとってストレスになってしまいます。例えば、1日中大音量でテレビを見ていたりするとハリネズミは体が休まりません。そう言ったことが積み重なるとハリネズミが心を開くのは難しくなってしまいます。テレビなどの生活音には注意しましょう。
温度管理を必ずする
ハリネズミはもともとアフリカ大陸で生息している生き物な為、気温の高い場所を好みます。30℃以上のような高温は良くありませんが、25℃から28℃ほどの温度が適温となります。夏場は熱くなり過ぎないように、冬場は寒くないようにしっかりと温度設定をしてあげましょう。
スキンシップの取り方
上記の注意点を踏まえつつ、どのようにスキンシップを取ればいいのか紹介します。また、筆者の実体験の記事をあげているので良ければ目を通してみてください。
毎日触れ合う
お迎えして1~2週間ほど経ってから少しずつハリネズミとの触れ合いをしていくことが大切です。その際には、ハリネズミの様子を見つつ無理のない程度に抑えることが大切です。1度に長時間触れ合うとハリネズミがとてもストレスに感じてしまいます。1度に長時間ではなく、毎日少しずつ触れ合うことが大切です。また、触れ合う時間帯も大切です。ハリネズミは夜行性な為昼間は寝ていることが多いです。その為、触れ合う時間帯は必ず夕方以降にするようにしましょう。
部屋んぽをする
筆者的にはこの部屋んぽが距離を縮めるには1番効果的だと考えます。サークルの様な物で囲い、その中で自由にお散歩させてあげる方法ですが部屋んぽをすることでおもちゃで遊んでいる姿や歩き回る姿を見ることが出来ます。いつもは寝ている姿だけでも、部屋んぽをすることで動いている姿を見ることが出来るので飼い主的にも嬉しいことがいっぱいでハリネズミの色々な姿が見れることに加え、部屋んぽ中であればハリネズミと触れ合うことも出来るのでとてもオススメです。
まとめ
◎お迎えして1~2週間はスキンシップは我慢
◎ハリネズミが過ごしやすい環境を整えることが大切
◎スキンシップには部屋んぽがオススメ
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