ハリネズミをお迎えしたけれどどうやったら仲良くなれるんだろう?SNSで見るように抱っこをしてみたいけれど、どうやったらハリネズミとの距離を縮められるんだろう?と考えたことはありませんか?この記事では、ハリネズミとの距離の縮め方、仲良くなる方法を紹介します。
習性を理解する
こちらの記事でも習性について紹介しているので詳しく知りたい方はこちらも見てみてください。
懐かない
ハリネズミはもともと懐くタイプの動物ではないことをまず理解しましょう。SNSで見掛けるようなハリネズミはとても稀な個体です。その為、そもそもハリネズミは懐かないものだと言うことを理解することが大切です。その中でも、毎日のスキンシップなどで距離を縮めることは可能なため、少しずつ距離を縮め仲良くなっていきましょう。また、ハリネズミはもともと臆病な性格をしています。その為、仲良くなりたいからと言って干渉しすぎてしまうのは逆効果となるため、焦らず時間をかけてスキンシップを取るようにしましょう。
夜行性
ハリネズミはハムスターなどと同じで夜行性の動物になります。その為、日中は寝て過ごすことが多く、夜になると活発に動き回ります。うちのハリネズミは大体、23時頃~5時くらいの明朝まで動いては休んでを繰り返しています。深夜から明朝までが行動時間になる為、ハリネズミのお世話やスキンシップを取る時は夜におこなうようにしましょう。日中はハリネズミもゆっくり休みたい時間帯です。夕方以降にケージ内のお掃除やスキンシップを取りましょう。
触れ合い方
ハリネズミはとても臆病な性格をしています。その為、スキンシップの取り方を間違えると下手をしたらずっと仲良くなれないまま、という可能性もあります。その為、ハリネズミとスキンシップを取る時は正しいやり方で焦らずに距離を縮めていきましょう。
無理に触らない
ハリネズミは環境に慣れるまでは人の気配を感じるとすぐに丸まってイガグリ状態になってしまいます。その状態だとハリネズミの扱いに慣れている人でさえ触るのは困難です。その為、スキンシップを取ろうと考えた時に丸まっていた場合は無理に触ろうするのは厳禁です。そういう時はまず、
①手の平を上にした状態でハリネズミに近付け名前を呼んであげます。決してその際に触らないことが大切です。少しずつ動いている様子があれば、それを続けましょう。
②手の匂いを嗅ごうと鼻先でツンツンとして来たら少しずつ指先でハリネズミのお腹の方へ指先を滑り込ませます。ゆっくりお腹ら辺を撫でてあげると徐々にイガグリ状態が解消されてきます。
③イガグリ状態から解消されたら、そのままお腹に手を入れてゆっくりと抱き上げましょう。
この3ステップでハリネズミを抱っこできます。ですが、もしイガグリ状態のまま変わりがなければその日のスキンシップは辞めておくのも大切です。
もこもこ物を使う
これは抱っこの延長になりますが、膝の上にブランケットのようなもこもこ素材の物を置きその上でハリネズミを包みながら抱っこします。ハリネズミはもこもこの素材を好む子が多いです。その為、もこもこに包まれるとリラックスしてくれます。ブランケットで包むように抱っこをすれば針が立ってしまっても痛くないのでケガの心配もありません。慣れるまではブランケットを使用しながら抱っこをするのがオススメです。
部屋んぽをする
ハリネズミをケージの外に出してあげるスキンシップの取り方です。部屋んぽ用のサークルや、入り込みそうな部分をガードした状態でお部屋の中を好きに歩かせてあげたりと色々な方法があります。部屋んぽ中にハリネズミが遊べるようにおもちゃなどを置いてあげると喜びます。また、その際にお腹の辺りを撫でたり、手の上に乗せてみたりするとグッと距離が縮まります。部屋んぽについてはこちらの記事でも紹介しているので参考にしてください。
まとめ
◎ハリネズミはもともと懐かない性格をしている
◎正しいスキンシップの取り方で少しずつ慣れさせる
◎部屋んぽはスキンシップを取るのに最適
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